こんなこともありました。
比較的災害の少なかった奈良県を襲った悪夢の台風7号
例えようのない恐怖と多くのものを奪い去ったが、ともすれば
忘れがちな、「助け合う愛の心」を教えてくれました。

平成10年9月22日台風7号が瞬間最大風速56メートルの猛威で当地奈良県をかけぬけました。電車の鉄柱17本がなき倒され、あの有名な「女人高野」で知られる室生寺の華麗な国宝の五重塔も杉の大木の倒壊により無残な損傷を受けました。やっと、昨年秋修復が完成いたしました。
また、春日原生林の樹木も数万本が倒壊しました。屋根瓦が木の葉のように飛んでいました。
当店のお客様も多大の被害を受けられ、テレビアンテナの倒壊だけでも350軒以上にのぼり、毎日アンテナ工事に追われました。早くお客様にきれいなテレビを見ていただきたい一心でみんな必死で頑張ってくれました。
その時、
駐車場に積まれたアンテナの廃材の前でパチリ・・・実際はこの2倍以上ありました。
後で分かったことですが、当店で取り付けしたアンテナはほとんど被害を受けていませんでした。お客様から大変喜んでいただきました。

壊れた屋根で危険と戦いながら頑張りました。
大畑 義典
米川 巡一
岡本 康幸
女人高野で知られる「室生寺」の国宝五重塔です。
5月には「しゃくなげ」の花が、屋外の五重塔としては日本で最も小さい高さ16メートルの華麗さを引き立てます。
想像を絶する強風により杉の大木の倒壊の直撃を受け無残な姿になり、修復は不可能ではないかと言われていましたが、現在は関係者の大変な努力により見事に元の姿をとりもどしています。
(朝日新聞より)
平成13年4月12日(木)雨に撮影(左)

まだ早い「しゃくなげ」が一輪だけ

冷たい雨に打たれながら、寒そうに

開こうとしていました。散った桜の花

びらが緑の葉にちらほらと。

5月には満開になり、石段の両側を

飾り人々を迎えます。

復興なって静かに春雨にけむ

国宝五重塔です。(右)

約2年の歳月を経て見事に

天平のすがたを取り戻しまし

た。大変な難工事だったそう

です。匠の宮大工の努力と情

熱の結晶です。

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